12月21日、今日の京都市左京区は晴れ。
日中は気持ちのいい青空が広がり、あたたかかったです。
お花やさんの前には、赤い葉っぱをつけたポインセチアの可愛い鉢が並んでいました。
街では、せいぜい50センチぐらいの高さのポインセチアしか見かけないのですが、
原産のメキシコや中央アメリカなどでは、3メートルの高さにまで育つ、
ほとんど葉っぱだけの木なのだそうです。
日本にやって来たのは明治時代。
ポインセチアの赤い部分は、海外では「キリストの流した血の色」や「情熱」を
表しているとされますが、
日本では大酒飲みの赤い顔が特徴の伝説上の動物「猩々」に似ていることから
ショウジョウボク(猩々木)と名付けられました。
茎を折ると白い液体が出ます。
じつはこの液体には有毒成分が含まれていて、皮膚炎や水疱などを引きおこすそうです。
毒の強さはそれほど強くないと言われていて、
23kgの子供が、500枚の葉を食べない限りその毒によって健康被害を起こすことはない、
とも言われているのですが、
1919年にハワイでポインセチアを食べた子供が亡くなったという事故もあります。
体の小さな犬や猫が間違って食べると危険だそうです。
カメや魚を飼育している水槽に葉が落ちてしまうだけでも影響を及ぼすそうです。
食べはしないけど、
うっかり汁がついた手で目をこすったりしないようにしなくちゃいけませんね。
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