7月20日、今日の京都市左京区は晴れ。猛暑日でした。
昨日に引き続き、迷い込んだメジロのヒナの話です。
めでたく青伸ホームの空き地のような庭で再会を果たしたメジロの親子。
早速、エサを運んでくる親鳥。
裏のお家のお庭にはエサとなる虫が豊富なようで、
10分間隔ではなく1分間隔ぐらいで飛んできてエサを与えます。笑
先日、青伸ホームの庭にも孵化したての小さいカマキリが沢山いましたが、
裏のお庭にもいるようで、親鳥の口には動くカマキリ・・・。弱肉強食の世界を垣間見ました。
ひっきりなしに運んでくるエサを食べ続けること30分。
そして眠るヒナ。
眠るのがわかっているのか、親鳥も壁にいた大きいカマキリを捕まえて食べたのを最後に、
ヒナが目覚めてピーピー鳴き出すまでの40分間、全く姿を見せませんでした。
食べて寝たら元気になったようで、またまた地面にダイブ。
親鳥も近くで見守りながらピピピピ応援しています。
バタバタと低空飛行を繰り返しあちこちにぶつかりながら青伸ホームの庭を一巡り。
金魚の入っている鉢に突っ込まないか、窓越しにオロオロ見ているこちらのことはお構いなしで、
パタパタと翼を羽ばたかせ、なんとか元の位置に戻りました。
翼がフサッとしたからか、朝見た時と比べると気のせいか随分と大きくなったように見えます。
メジロは1度に1.5㎝ほどの卵を3〜5個産み、オスとメスで協力しながら、約11日間あたため、
孵化してから約12日後には巣立つ非常に成長の早い鳥なので、気のせいではないかもしれませんね。
今回このメジロの夫婦に何羽のヒナが生まれて今何羽育てているのかわかりませんが、
エサやりには大変なエネルギーを使っているようです。
親用の、そしてヒナ用のカマキリをはじめ虫を与えているように見えましたが、
実はメジロの好物は花の蜜や果汁なのだとか。ただ育雛期には虫なども捕食するということです。
また、気になるのは、5羽とか生まれた時のエサの順番。
大きい口を開けたもん勝ちなのか、それとも小さいもん順?
このことは偉い先生方も論争を繰り返されてこられたようですが、
「良い環境」にいる親は、「状態が悪く餌を強く求めているヒナ」に餌を優先的に与えるが、
「不利な環境」にある親は、同じ巣にいるヒナがどれだけ餌を求めても
「最も状態の良いヒナ」に優先的に餌を与える、ということがわかってきたようです。
今回、必死に生きるメジロの親子を、癒されながらもドキドキと、
仕事もそっちのけで窓越しに眺めてきましたが、
野生だから手助けするわけにもいかず…。
それは、まるで、
三次元の世界から投影した二次元平面のスクリーンに映し出されている映画の主人公に
危険を知らせたくてもこちらの声が届かない歯痒さに似ていました。
人間の子育ても然り。
ここまで急いで巣立たせる必要はないので、それまでに色々な知恵を子供に教え・見せることは出来ますが、
最終的には見守るしかないですもんね。
ちなみに、今朝早くからピーピー、チチチチチュチュチュチュと元気よく鳴いていたこの親子、
私は見てないのですが、午前9時半ぐらいになんとか塀を飛び越え裏の庭に入っていったとのこと。
午後からは全く鳴き声が聞こえないので、もうこの辺りにはいないかも。
飛び方とエサの取り方、生きる力を学び、元気に育ち、命を繋いでいってほしいものです。
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