Google よし、京都に行こう!: 季節の中で

2020年9月11日金曜日

季節の中で


9月10日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。
日中、大雨も降ったけど、今日の夕日はとても綺麗でした。

青伸ホームの庭で休憩する赤トンボの横では赤紫色の朝顔が元気に咲き、
その足元では時々コオロギがリンリンリンと鳴いています。よくわからない季節感です。

最近よくツクツクボウシの鳴き声を耳にするようになりました。
この声を聞くと夏の終わりを感じますが、
ツクツクボウシは7月下旬から9月下旬頃まで鳴いているセミです。
真夏である8月中は他の種の鳴き声にかき消されてしまうので、
他の種が終息した8月の終わり頃から存在感を増すだけなのです。

「セミの幼虫は土の中で7年を過ごし、地上に出てくるとわずか1週間で死ぬ」という話をよく聞きますが、
このツクツクボウシの幼虫が土の中で過ごすのは、せいぜい1〜2年。
というか、実際に土の中で7年も過ごすセミは日本にいないらしく、
アブラゼミで3〜4年、クマゼミで4〜5年くらいとのこと。

とはいえ土の中が長いです。
しかし、1年のうちほとんど休んでいて実際発育しているのは1年のうち2ヶ月にも満たず、
計算上では8ヵ月もあれば一世代完了できることになるそうです。

大きな木の根元付近から羽化してくるのは木の根から水分と養分を吸っているから。
しかし、木も吸われすぎると困るので、防衛システムを働かせる。

セミの幼虫が連続して樹液を吸い続けることが出来たら、1年一世代の生活史が確立できる計算。
しかし、吸い続けるために他の木の根に移動するのはひと苦労。
てことで、チビチビと長〜く、休み休み成長する今の生活史になったと考えられています。

セミの幼虫を飼育するのは案外難しい。
それは、前述の木の防衛システムのせい。

その防衛システムを持ち合わせていないのが、アロエなのだとか。
アロエなら、セミの幼虫はアロエの持っている栄養をすべて利用できるから羽化させることができるし、
幼虫期間も大幅に短縮できるとか。
 
ちょっとアロエがシナ〜ってなっちゃいますが、ね。


捕まえて弱ってきた成虫も、アロエにとまらせてあげると、
水分たっぷりのアロエの汁を吸って元気になるそうですよ。

飼うのなら、アロエにネットを張ってその中で飼うのがいいかもしれませんね。(^_^)


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