Google よし、京都に行こう!: 危険な品種?

2022年4月29日金曜日

危険な品種?

 4月28日、今日の京都市左京区は晴れ。


車の窓の向こうでは、太陽の光に満開のツツジが眩しく輝いていました。

信号待ちの停車中は、緑地帯の木々の木陰が心地良い季節となりました。


「ツツジ」は、漢字で書くと「躑躅」と書きます。

薔薇とか苺みたいに「草冠」が付かずに、

なぜか足偏の「躑躅(ツツジ)」

難しい漢字です。


躊躇(ちゅうちょ)という漢字と少し似ているなぁ、と思ったのですが、


じつは「躑躅(ツツジ)」には、

中国語では「躊躇(ちゅうちょ)」の意味があり、

ツツジの咲き乱れる花の様子に思わず足を止めるから「躑躅」の字を充てたといった説があるそうです。


「躑躅(音読みではテキチャク)」を辞書で調べてみると、


1、「足で地をうつ」

2、「行きつもどりつする」

3、「躍(おど)りあがる」


なかなか「ツツジ」の意味は出てきませんが、足偏がついているワケがわかりますね。


そしてやっと


4、「羊躑躅(ヨウテキチャク。ツツジの一種)」

が出てきて、


羊がその葉を食べると、「躑躅」して死ぬ。それで「羊躑躅」というのだ。

と書いてあります。


また、別の本によると、


野生のレンゲツツジの仲間が毒性を持っているため、野生のヤギなどは絶対に食べないことが語源となっている。


食べれば死ぬので、羊たちはこの葉を見ると「躑躅」して散り散りに分かれてしまう。

だから「羊躑躅」という名を付けたのだ。


とあります。


「踊り上がる」というのは、ビクッとして跳び上がるような感じなのでしょうか?笑


とにかくコレがツツジの躑躅と書く所以らしい。そこで気になるのは「毒」のこと。


子供の頃、やたらめったらとツツジの蜜を吸ってた記憶があるのですが、危険な品種もあったのですね。



と、ここらでこのブログはお終いにしようかと思ったのですが、

危険な品種をお知らせします。



「レンゲツツジ」と言います。


日本中に自生していて、庭木にしている家もあります。

また、花が黄色いキレンゲツツジという品種も存在します。


毒は根から始まって、茎や葉、そして花、蜜にまで、全てに含まれているそうで、その症状は、


 • 痙攣

 • 嘔吐

 • めまい

 • 歩行困難

 • 呼吸困難(呼吸停止)

 • 期外収縮(不整脈)


過去に、レンゲツツジの花から集められたトルコ産の蜂蜜での中毒が報告されているそうですよ。


花の蜜を1輪分くらい吸っただけでは、命に関わるようなことにはならないようですが、

もし中毒症状が出たら

解毒薬は存在しないようなので、吐き出させるしかないそうです。


しかし、症状が出るのは、摂取してから数時間後なので、どうやって吐き出すのか…。

病院に行った方が良さそうですね。


とにかく、うかつに蜜を吸わないに越したことはなさそうですね。


ちなみに、これがそのレンゲツツジの写真です。





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