Google よし、京都に行こう!: トンビ

2018年1月30日火曜日

トンビ



※更新遅れて申し訳ございません。1月29日分のブログ内容です。


1月29日、今日の京都市左京区は曇り時々晴れ。

夕方になると冷えてきて、雪もチラチラしていました。



晴れてた昼間のこと。

川端今出川、この辺りのトンビの数にはいつも驚かされる。

赤信号で停まった車の中から飛んでるトンビを見るべく、
シートベルトをグイッと引っ張りフロントガラスに顔を近づけ空を見上げた。



さほど遠くないところを高く低く追いかけ飛び交うトンビたち。



窓の閉まった安全な車の中から見ているとはいえ、
なかなか大きく凄みがあり、少し恐怖すら覚える。



しかし、近くを滑空する姿はカッコ良く、まるで鷹のよう。



鷹のようだけど、鷹ではないトンビ。



似てるが故に鷹と比べられ、

「鷹は立派な鳥」だと称賛され、

「トンビはつまらない鳥」だというレッテルを貼られてしまった。



そもそも狩の仕方でも分が悪い。

タカは生きた動物を餌とするのに、トンビは死骸なども餌にする。



トンビを使った慣用句を見れば、
トンビが「つまらない鳥」とされてきた歴史が垣間見える。



代表的なものは

●「鳶が鷹を産む」

平凡な親がすぐれた子を生むことのたとえ。



トンビとしてはひどい言われようだが、親としては喜んでいいのかもしれない。



余談だが、井原西鶴の『世間胸算用』に
「鳶が孔雀を産んだとは此子の事、玉のやうなる美人」とあり、
かつては「鳶が孔雀を産む」とも言った。



●「鳶に油揚げをさらわれる」

ふいに横合いから大事な物を奪われることのたとえ。



これなども、トンビが店先に置いてあるものや人様の弁当をかっさらったりするから、
こんな言われ方をするのである。



●「鳶も居ずまいから鷹に見える」

いやしい者でも、立ち居振る舞いが正しければ、上品に見えることのたとえ。



この「いやしい者」って言われ方がイヤですね。




とまぁ、褒め言葉が1つもないトンビ。



ちょっと可哀想なので、褒めてるヤツは無いかと調べてみたら、
見つけました。



「鳶目兎耳」えんもくとじ、と、読むようです。



「情報を集める能力の高い人のこと。

鳶のように遠くのものまで見分けることのできる目と、
小さな音を聞き分けることのできる兎のような耳という意味から。」



そうでした。
トンビは、とても目が良かったのです!



視力は人間の8倍以上だとか?

2キロ近く離れた場所からでも望遠鏡のように拡大して見ることができ、

50メートル離れたところからアリの動きをはっきり見ることができるのです!




空高く飛んでいるからと安心するべからず。

河原でのんびりお弁当を食べているあなた。



狙われていますよ。



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