Google よし、京都に行こう!: かしこい生き物たち|左京区

2016年7月5日火曜日

かしこい生き物たち|左京区


7月5日、今日の京都市左京区は晴れ!
夏の日差しです。

今日も青伸ホームの庭にやってくるアゲハ蝶たち。
この庭にはヒョロヒョロの苗しかありません。
よほどこの界隈には柑橘系の木が生えてないのでしょうか?

その中でも、比較的葉っぱの数が多い苗があります。
この苗は、この庭で芽を出して、もう10年。
この10年の間に、幼虫に葉を食べられ食べられしてきたのに、
最近めっきり人気がありません。
やはり、お若い苗の方が好きなのでしょうか。
たとえ葉が少ししかなくっても、来る蝶ほとんどが、3~5年物の苗にばかり卵を産んでいきます。
幼虫のことを考えたら、食べられる葉っぱが多い方がいいのに・・・。

と、思っていたら、青山伸太郎社長が、
「木も、自分を幼虫から守るために毒を強くするらしいしなぁ」と。

え?それで全然あの苗には産まないの???

社長に教えてもらった話をすこし爺様ふうに・・・

「ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサという毒草をエサにしておる。
毒草の毒は、虫の食害から身を守るためじゃ。
ところが、ジャコウアゲハの幼虫は平気でウマノスズクサをたいらげて、体内に溜め込む。
鳥に食べられない毒を手に入れたのじゃ。
困った毒草は、次の策で幼虫に対抗することにした。
食欲を減退させる物質を作り出すのじゃ。
幼虫も胃がもたれるのか、食欲がみるみる減退して、葉っぱを食べなくなる。
実は、お茶や渋柿などのタンニンも植物が出す食欲を減退させる物質の一つだそうな。
昆虫も負けてはおらん。
タンニンの作用を防ぐ物質を消化酵素中に分泌して、
これに対抗して葉っぱを食べ続ける昆虫もいるんじゃ。
また別の植物は、考えた。それなら成長を早めてやろうと。
イモムシは何度か脱皮を繰り返して成虫になるじゃろ?
この物質を食べたイモムシは、まだ身体も大きくなってないのに脱皮を繰り返してしまうんじゃ
。葉っぱの上で過ごす期間を短くしてたくさん食べられるのを防ごうというのじゃ。
どうじゃ?すごいじゃろ?」


・・・じゃろじゃろってなんじゃろ。

ひとつ知識が増えました!
ありがとう、社長!(^_^)/




【 京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸ホーム 】
< 青伸ホーム:公式ホームページ >
< 青伸ホーム:Twitter >
< 青伸ホーム:Facebookファンページ >
< 青伸ホーム:Google+ページ >

関連情報|リスト

  • メリメリッ - 2月27日、今日の京都市左京区は朝からみぞれ。場所によっては雪も降っていたとかで、寒い一日でした。対してポカポカの室内。スヤスヤとお昼寝をしている孫の横をそーっと通った時、メリメリッと足元で音がした。やばい———。踏み潰してしまったのは、黄緑色のオモチャの...
    4 週間前
  • メリメリッ - 2月27日、今日の京都市左京区は朝からみぞれ。場所によっては雪も降っていたとかで、寒い一日でした。 対してポカポカの室内。 スヤスヤとお昼寝をしている孫の横をそーっと通った時、メリメリッと足元で音がした。 やばい———。 踏み潰してしまったのは、黄緑色のオモチャのタマゴ🥚。100均の6個入りパックのイースタ...
    4 週間前
  • 売れないものはない - 1月28日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。田舎の大学に入学した友人が、田舎で自然ばかりで何もなく、 自動販売機を見つけた!と思ったら精米機ばかり・・・ と入学当初に言っていたことを思い出しました。外国人観光客は日本の自動販売機の多さに驚くと、よく聞きます。インターチェンジや病院、人の集まるところにある自動販...
    5 年前

そうだ 京都、行こう。