Google よし、京都に行こう!: いにしへの 奈良の都の 八重桜|左京区

2017年4月30日日曜日

いにしへの 奈良の都の 八重桜|左京区






4月29日、今日の京都市左京区は、曇っているなぁと思っていたら、
急に雷鳴と北からの突風が吹き荒れてきました。

二階の窓を閉めに行くと、北大路通りには、
強風に煽られながらも雨が降る前に目的地に着こうと道を急ぐ人々の姿がありました。

外から帰社した青山社長の車が、
強風と雨が運んでくれた何枚もの薄桃色の花びらで、
可愛くデコレーションされていました。

なんの花びらなんだろ?
少し大きめの花びらです。
この時期の開花を考えると、八重桜かな?

子供の頃、八重桜には8枚の花びらがあるのだと思っていました。
8枚の割に大きな花だなぁ、と思っていたのですが、何枚あるか確認したこともなく、
八重桜とは八重咲き(花びらが重なって咲く花の咲き方のこと)の花の総称だと知ったのは、
この桜の美しさがわかるようになった最近のことです。

その時に、
昔から慣れ親しまれている和歌に詠まれている桜は、
私たちが慣れ親しんでいる桜「ソメイヨシノ」ではなく、
この「八重桜」や「山桜」だと知りました。

また、歴史上もっとも有名なお花見・豊臣秀吉の「醍醐の花見」の桜も、
様々な時代劇の春のシーンを彩る桜も、実は「ソメイヨシノ」ではなかったんだと知りました。

なぜなら、
江戸時代末期に作出された「ソメイヨシノ」が日本全国に植樹されだしたのは、
明治の初め頃だからです。


「いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に にほひぬるかな」

(いにしえの昔の、奈良の都の
八重桜は、今日は九重の宮中で一段と色美しく咲き誇っております。)

これは、八重桜が詠まれた和歌です。

八重桜は、古来多くの和歌の題材とされてきました。
このことから、かつては、「ソメイヨシノ」ではなく「八重桜」が、
春の風物詩だったことが伺えますね〜♪






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